夫婦に子供がいない場合の相続人

遺言書の残すことをお勧めします
夫婦にお子さんがいらっしゃらない場合、法定相続人は、配偶者と親か兄弟姉妹となります。そこで配偶者にすべて相続させたい場合は、遺言書を残しておくことをお勧めします
遺言書がない場合
遺言書が無い場合は、相続手続きのために、相続人全員で遺産分割協議をする必要があるからです。
遺産分割協議
遺産分割協議とは、相続人全員で、遺産の分割を話し合う手続きです。相続人全員で、遺産分割についいて話合い、合意した内容で、遺産分割協議書を作成し、相続人全員で署名捺印し印鑑証明書を添付します。この遺産分割協議書と印鑑証明書を使用して相続手続きができることになります。
上記の場合、相続人は6名
本人が亡くなり、親と姉Aが既に亡くなっている場合、相続人は、配偶者・兄・姉B・姉Aの子供3名の6名が相続人になります。遺言書がない場合は、この6名で遺産分割協議ついて話し合い、遺産分割協議書を作成することになります。
奥様にすべて相続させるには、遺言書は必要です
遺言書がない場合に、奥様が財産を全て相続する場合、奥様は、相続人全員を集め、遺産分割協議を開催し、そこで自分が財産全て相続することを主張し、相続人全員を説得した上に,遺産分割協議書に捺印と印鑑証明書を添付してもらわないとなりません。大変なご苦労だと思いませんか、それもたった1人で(他全員ご主人側の親族)です。
遺言書があれば
遺言書があれば、遺産分割協議は必要がありませんので、遺言書に記載してある通りに相続手続きできることになります。残された奥様にご苦労かけないためにも、遺言書を残すことをお勧めします。