【春日部で始める終活講座⑤】親に「遺言書を書いて」とは言いづらい…角を立てずに切り出す3つの会話フレーズ

「万が一のとき、兄弟姉妹で揉めずに仲良く過ごしてほしい」 「お父さんやお母さんが元気なうちに、将来のことをちゃんと考えたい」

親を想うからこそ、遺言書や終活について話しておきたいと思っている息子さん・娘さんはたくさんいらっしゃいます。

しかし、いざ伝えようとすると、 「『遺言書を書いて』なんて言ったら、財産を当てにしていると思われないかな…」 「『早く死ねということか』と親を怒らせてしまわないか心配…」 と、言葉に詰まってしまうのではないでしょうか。

今回は、親御さんを傷つけず、角を立てずに将来の話し合いを始めるための「3つの会話フレーズ」をご紹介します。

1. なぜ「遺言書を書いて」と直接言うと角が立つのか?

親世代にとって「遺言書」という言葉は、まだ「死」や「自分の人生の終わり」を強く連想させるものです。

そのため、突然「遺言書を書いてほしい」と切り出すと、親御さんは以下のように感じて身構えてしまうことがあります。

  • 「自分の財産を早く分けさせたいのかな…」(不信感)
  • 「もう長くないと思われているのかな…」(寂しさ・拒絶)

大切なのは、「主語を親ではなく、自分(子供)や家族全体の安心に置くこと」です。「遺言書を書いて」と求めるのではなく、「家族みんながこれからも仲良く過ごすための相談」として切り出すのはいかかでしょうか。

2. 角を立てずに切り出す「3つの会話フレーズ」

会話のきっかけとして、使いやすい3つのパターンをご紹介します。ご自身の状況に合わせて試してみてください。

フレーズ①:「他人の事例」をきっかけにする

「近所の〇〇さん宅で、相続のときに手続きがすごく大変だったらしくて…うちもみんなが困らないように、一度少しだけ話し合っておかない?」

身近な人やニュース、テレビで見た話題をきっかけにする方法です。「親御さんを疑っているから」ではなく、「他所で大変なことがあったから心配になった」という形にすることで、親御さんも客観的に話を聞きやすくなります。

フレーズ②:「自分の老後」を引き合いに出す

「私も最近、自分の老後やもしもの時のことを考え始めてエンディングノートを書いてみたんだけど、お父さんやお母さんはどう考えている?」

子供自身が終活や将来に興味を持っている姿勢を見せるフレーズです。上から目線で指示するのではなく、「私も考えているから、一緒に話してみない?」と並走するスタンスを取ることで、親御さんも拒否感を抱きにくくなります。

フレーズ③:「遺言書の無料セミナー」を理由にする

「市民センターで『家族に迷惑をかけない終活講座』があるみたいなんだけど、勉強のために一緒に散歩がてら行ってみない?」

家の中で一対一で話すと、お互いに感情的になってしまいがちです。 「公民館でやっている無料の講座に一緒に行ってみよう」と誘うことで、外部の専門家から中立的な話を聞く機会を作ることができます。

3. 【注意】家族だけで抱え込もうとしすぎないこと

親子や兄弟姉妹という身近な関係だからこそ、お金や実家の引き継ぎに関する話は感情がぶつかりやすいものです。

良かれと思って始めた話し合いが、かえってギクシャクした関係を生んでしまうことも少なくありません。

そんなときは無理に家族だけで解決しようとせず、第三者である専門家や、市民センターや公民館などで開催されているオープンな講座の場を活用するのが一番の近道です。プロの客観的な説明を聞くことで、親御さん自身が「家族のために準備しておこう」と自発的に感じてくださることがとても多いのです。

お父様・お母様、そしてご家族の笑顔を守るために

遺言書は、家族の絆を未来へつなぐ「温かい最後の手紙」です。

「何から話し合えばいいか分からない」 「親にどう切り出すべきかアドバイスがほしい」

そのような疑問段階でのご相談も大歓迎です。

【個別のご出張相談も承っております】

足腰に不安がある親御様のために、春日部市近郊のご自宅やご指定の場所への出張相談にも対応しております。

地元・春日部の皆様に寄り添う専門家として丁寧にお話をお伺いしますので、お好みの方法でどうぞお気軽にお問い合わせください。


LINEかんたん相談

友だち追加

春日部市の行政書士斎藤事務所 初回相談無料お気軽にお問い合わせください。048-738-3557受付時間 9:00-17:00

メールお問い合わせ お気軽にお問い合わせください